Dura-Ace 9000 ついにDura-Ace 9000が正式に発表されました 11速化でよりギアレシオの選択肢が広がり、シフトワイヤーを内蔵した巻取りメカニズムも 第2世代へと進化しています。 目を引くのは4アームクランクでしょう。 最初は絶対違和感があると思われるこのデザインですがいずれ 完成車にアッセンブリされて出荷されるとなると違和感も無くなっていくんでしょうね。 で、この4アームクランクを見た友人の もつなべ君が面白いものをアップしてくれていました。 これです。
やっと見つかった~!!シマノAXの4アームのコンセプトクランクの画像 twitter.com/motunabe888/st…
— もつなべさん (@motunabe888) 4月 22, 2012
かつて、シマノがDura-Ace AXというブランドで発売していたコンポーネントのプロトタイプです。 クランクアームの配置がFC-9000と全く同じ位置です。 AXは空力を重視したコンポーネントで、シマノが自社で風洞実験装置まで導入して 開発していたんですが規格がいろいろ先鋭化しすぎて失敗してしまった 歴史があります。 シマノが7900系で7950と7900で2つに別れたクランクセットを 4アームでひとつにまとめるときに軽量化も含めてこれが 都合が良かったんでしょうかね。 WH-9000-C75 シマノはC35、C50、そしてC75という3つのリムハイトのホイールを作っていました。 一般向けに発売はされていませんでしたがC75がこの度発売されることになりました。 WH-7900-C75はこれまでにTTバイクやトライアスロンで、プロ向けに供給されていました。 これは2009年のサイクルモード大阪の時に撮影したものです。 フロントがC35、C50とは違い、12Hです。 おそらくこの少ないスポーク本数のために耐久性が犠牲にされ、一般向けに発売されてこなかったのかなぁ・・・ と推測しています。 ほかにフロント12Hのステンレススポークを採用したホイールといえばEC90TTぐらいでしょう。 WH-9000-C75はフロントが16Hです。たぶんリム側の形状(太くした) である程度空力改善と耐久性の向上があったのかもしれません。 (LightweightのVR-8はUCIの認可が降りなかったようで、UCIのTTレースでは見ませんね。)
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