が好きな人にはちょっとアレな記事です。
レースは常に合理的な?機材を使うべきなので。
zipp super-9 carbon clincher disc
zipp news archive
以下 引用
"(Aldag said these tests found Zipp Carbon Clinchers to have a lower rolling resistance than tubular wheels.)"
OPQSのエンジニアによると
・転がり抵抗はチューブラーよりクリンチャーの方が低い。
ENVE SES6.7 Carbon clincher
http://www.bikerumor.com/2012/03/28/enve-smart-system-adds-clinchers-more-aerodynamic-than-tubular-versions/
要約→
・ENVE SES チューブラーより同クリンチャーの方がリムとの隙間が少なく、結果空力的に有利になった。
チューブラーよりクリンチャーの方がリムとの隙間が少なくなり空力に優位。
これは追従するMAVICのCXシリーズがCXブレードと呼ばれるブレードを装着することで
空力が有利になる。としていることからも裏付けられていますね。
ただしUCI・JCFのレースではこのブレードは外さないとダメっぽいです。
んでついでに言うとこのブレードは
MAVIC
以下引用
"
タイヤ
イクシオンCXRチューブラーグリップリンク(フロント) 及び パワーリンク(リア) - 230 g
リンク: GripLink(グリップリンク)
リンク: PowerLink(パワーリンク)
フロント/リアトレッド部: シングルコンパウンド
ケーシング:210 TPI
パンク防止素材: 強いナイロン素材
寸法: 28"-23
Max. Pressure: 11 bar / 160 psi
コスミック CXR リムの形状に合わせた特殊なエアロ形状
CX01 ブレードと併用します(CX01 ブレードは他のタイヤでは使用できません)
カラー: ブラック / SSC(Special Service Course)
"
という制約がある。
これはちょっとアレだ。
タイヤ側
多分アルテグラもそうなってる)
にともなって23C以上の24、25Cというタイヤが増えるようになりました。
これ荒れた路面では25Cの方が外乱に強く、日本のような基本綺麗なアスファルト
ならば23Cでいいみたい。
タイヤ側の空力データ
http://flocycling.blogspot.jp/2013/04/flo-cycling-flo-30-wind-tunnel-results.html
このリンク先にある一覧表はすべてクリンチャーのものです。
ZIPPも独自?でタンジェントシリーズのタイヤを作らせるほどですし
タイヤにも空力が求められてるんですね(使用率見る限りさすがにあれはどうかと思うが)
で、ロングライドやレースでド定番といえるGP4000Sがデータ上では空力が良い。
という結果になってます。
GP4000どこまで優秀なタイヤなんでしょうか・・・。
んでここで並んでるボントレガーのR4AEROですがこれはペラペラのTT決戦用タイヤ
みたいな感じらしいです。触ったこと無い。
これは恐らくBONTRAGERのリムと組み合わさった時にベストパフォーマンスを発揮するのかも?
リムとのトータルで断面形状を設計してるのかな。
・チューブラーは外周を軽くできるのでヒルクライムや登りの多いコースで効いてくる
・ワイドリムは重量がどうしても増えるので登りで出力の弱いライダーだとメリットが薄い?
(軽くて細いリムの方が有利?)
(たぶんどこかに閾値があって出力がどんだけ出せれば、コースのうちどれだけ
アップダウンがあればどちらが有利ってのが言えると思います。)
ZIPPはFireCrestにリムを一本化していますがENVEはカーボンリムチューブラーの
軽さによるメリットを得たい人のために
旧来の1.25、1.45、1.65もCLASSICシリーズとして残しています。
・ド平坦TT、クリテであれば風にもよるがリムハイト50~60mm前後のクリンチャーが最適か
というふうな考察をしてみました。
ロードレーサーといえば冒頭に触れたとおり古くはチューブラーが当たり前で
クリンチャーなんて邪道。みたいな伝統があったわけですが
(シマノの会長いわくDURA-ACEはチューブラーを履いたマシンにしか使ってほしくない。とまで)
ミシュランを始めとする色々なメーカーの努力によってクリンチャータイヤが
主流となりロードレーサーという乗り物が身近になったと思います。
いちいちパンクしたらセメントで・・・という時代ではなくなったわけですね
チューブだけを交換すれば再び走り出せる。経済的で扱いも優しくなりました。
どっちかっていうとローエンドに広がりを見せたクリンチャータイヤですが
最近のトレンドとして知っておきたい、カーボンクリンチャーをなぜメーカーは
作るのか?ってのを考えてみました。
トニーマルティンも世界選手権のときクリンチャー使ってたかな。
重量がUCI制限の6.8kgに留まる限りメーカーは空気抵抗の削減と効率化に舵を切る。
エアロロード、Di2、11速化・・・
まだ書きかけですがカタチになってきたので今日はここまで。
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