2013年11月6日

タイヤ幅と転がり抵抗に関しての最近の考察

最近トレンドの、700C x 25Cという太さのタイヤについて・・・
今までロードレーサーのタイヤといえば23Cが標準でした。
決戦用タイヤに25Cや、24Cがラインナップされるのはとてもめずらしいことでした。
(20Cや19Cが多かった)



しかしココに来て状況が一変しています。

タイヤの太さについて・・・
太いほうが転がり抵抗が低い
というテスト結果が各社から上がっています。




ソース→
http://velonews.competitor.com/2012/03/bikes-and-tech/technical-faq/tech-faq-again-bigger-tires-roll-faster_209888

この実験では50kgの重さをかけて23C/25C/28C/32Cの、同じ銘柄のタイヤで
時速30km/h時の負荷を計測しています。

32Cの方が3Wほど低いです。


さらにこのTECH FaqではZippの開発者にメールした結果の返答について、
興味深いお話が出てきます。

・Zipp303(303FC clincher) は23mmを前提に設計された。
・23mmと25mmでは同じ風洞実験の結果(same curve shape )が得られた。
・27mmチューブラーではカーブは剥離し、イーストンやMAVICに近いカーブになった。
(空力が悪くなった?)


空力と転がり抵抗のバランスするところが今のところ25Cが一番バランスが良いみたいです。

細いタイヤで高圧を注入すれば転がり抵抗だけは低くできるのですが、
ウェット時の制動距離の伸び、乗り心地の悪化など、路面状況に
左右されやすいと思います。

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