Mt富士ヒルクライム ハンガーノックとの戦い

箱根ターンパイクヒルクライムが終わり、大体のワット数を換算すると
富士ヒルクライムでは65分が目安らしい
これを目標にとりあえず持久力をつけるため土日で386km走ってきた
かなり脚バキバキになる

金曜日
富士ヒルクライムの勾配に慣れるため勝尾寺に行く
勝尾寺5.4%
富士山スバルライン　5.2%
二本登る

一本目12分31秒　189bpmまで追い込む
ペースぐちゃぐちゃ
二本目13分30秒
前半抑えめ
後半180bpm↑

だいたい5倍の長さ続く覚悟を決めてくるために5本登ろうかと思ったがオーバートレーニングになりそうだったので
打ち切り

家に帰って風呂

つむりんからふぉたろぐ！④を受け取り
保守終わったCOLNAGOを某氏に渡す@大阪Rapha
素人施工のカーボンなので乗らないように

土曜日

4時起き
準備して京都駅自走
かなり早く着く

みどりさん(@M1dore)と待ちあわせて同じ車両で新富士駅まで

富士駅まで歩いて移動
輪行袋に入れたままのマシンが重い

身延線の下部温泉で降りて自走で宿へ
20km800up

失敗。もっと河口湖側に宿をとればよかった
精進湖キャンピングコテージに予約してしまっていた

とりあえず荷物を置いて2人で受付へ
下部温泉1400着
受付1710着

まがどりさんを迎えて宿へ
途中ゆらり温泉に寄る
道の駅併設の温泉施設　富士山が見えるがあいにく曇り

風呂上がりに入念にストレッチしておく

コテージに戻る　20時
ここで飯を大量にかきこんでおけば良かった

布団を敷いて就寝

日曜日

4時起き

コテージを片付けて4時半出発

ファミリーマートで菓子パンx2、バナナ一本食べる
バナナ残りはカバンへ
←フラグ

6時10分に荷物預かりトラック出発ぎりぎりに
荷物を預かってもらう

最後の軽量化のためにトイレ列に並ぶ
コミケ並といえばわかりやすいかな

20分待ってトイレの番が回ってくる(大)
列はけ良し　トイレの数は9個ぐらい
小は男性専用のヤツが4つほど
もっと増やしてもらえるように要望を出しておくべきか
それとも予め済ませてから会場入りすべきか

7:20
第三グループスタート

最初料金所まで混み合う
逆走？会場の入り口を間違えた人と狭い場所ですれ違う
ゆっくり進む

計測タグが反応するスタートラインまで大人しくしている

料金所の手前でリアルスタート

とりあえず先頭集団のケツに張り付いたりして
心拍数は180bpmで抑えて徐々にペースを上げていこうと思っていた
女性グループが先行しており　慎重に追い抜いていく

先頭はかなり速い

8kmあたりまでは先頭集団についていけたはず
そこから心拍が落ち込む
170を割り込む

10kmの看板が見える
三合目あたりから勾配が緩むはず
ここからペースを上げようと思った

かなり多数の人に追い抜かれた
影君が追い抜いていく、どこらへんだったかは忘れたがたしか前半。先頭の位置を教えて後ろから声援を飛ばす

半分を過ぎたあたりでかなりペースが落ちる
とりあえず20kmまで走ったところで
意識が消えかける

視界が真っ白になり、手足の末端がしびれる
ライン取りが危うくなる
他の人を巻き添えにしてはいけない
ここからは勾配がさらに緩くなり、スプリントが始まる
横を速い人たちが追い抜いていく
心拍数は120まで下がり、上がらなくなった

ここで倒れるわけにはいかない
展望台、4合目。
退避スペースがあったのでそこへ雪崩込む

もう体はぴくりともしなかった
ハンガーノックだ

自転車を降り、立てかけ、地面に大の字になった
体が極端に軽く感じられるが、動かない。トイレがあったのでなんとか立って水を飲む

ヘルメットを脱いで手元に置く
棄権するか悩む

楽になりたい

カメラスタッフさんから麦茶を分けてもらう
「救護車を呼びますか？無線もあるので」

「いえ、大丈夫です。すこし休んで上を目指します。」

しばらく周りで走っていく人の音を聴きながら、体を休ませる。

グリコーゲンが空っぽになった。体に一滴の活力も感じられない。

僅かに体力が戻った気がしたので自転車に乗る。

スプリントをしていく人たちの流れにうまく乗りながら、時々視界が危うくなりながら
ゴールした。

98分のやるせないタイムが残った。
悔しさよりも先になんとかゴールできて良かった…
あそこで救護車を呼ぶよりもちゃんと完走できて良かった。
救護はなるべく呼びたくない。もっと辛い人のためにとっておくべき。

まがどりさんに食べ物を買ってきてもらったりお世話になる。

歩くのも辛いが、三ツ矢サイダーを飲んで単糖類で糖質を補給して意識が飛びそうになるのを繋いだ。
荷物預かりでカバンを取ってきて真っ先にバナナを食べた

かなり調子が戻ったのでそのまま自走で下山した。

色々な人にお世話になった。
次回はもうちょっと宿の場所を精査します
あとちゃんとご飯食べてきます…
ありがとうございました！