2017年6月3日

BLAME!見てきた

弐瓶勉作品との出会いはバイオメガが最初だったと思います。
はるか昔にBLAMEをちらっと見た記憶があって、タイトルが思い出せずに
十年ぐらい経ってから最近キンドルでBLAME!を全巻買い揃えて、
原作を読んでから京都・MOVIXに行きました。

劇場アニメ 『BLAME!』

 


シドニアの騎士のアニメが地上波としてはいい出来でしたが
さらにCGのクォリティを上げてきていい仕上がりになっていました。
とくに序盤、づるがヘルメッタル(ヘルメット)を脱ぐシーンで
づるの素顔が御開帳されたときはドキッとしました。
可愛すぎます・・・・・・。


弐瓶勉作品では必ず巨大構造物が出てきますがこの重圧感の作り込みが
細部、画面の隅々まで行き渡っておりスクリーンからほとばしる
重い空気と鉄やカビ臭い匂いが伝わるようです。
いやしかし原作の漫画ですと地味なのが脚色されてすこしばかり派手な
(原作が地味で暗い通奏低音が鳴り響いているような)テイストに
なっています。

あと漫画を読み慣れていると爆発とか炎のエフェクトの色があるのが新鮮ですね・・・
深海生物が網に引っかかったような気分です。

弐瓶作品の徹底したハードSFが好きな人には大衆向けに少しばかり
アレンジされた劇場版は少しあっさりしているかもしれませんが
これはこれでいい劇場向けのバランス調整かなぁと感じました。
ドルビーアトモスのある映画館でもう一度見てこようと思います。



















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