SOYO SEAMLESS ROAD CR2インプレ おそらくこのタイヤは今、ロードレーサー用で最高のチューブラータイヤの一つかもしれません。 まずこのタイヤを俺が買うことになった経緯をば。 一年前、俺はTwitterのフォロワーさんの一人、@ZENSHOJIさんのブログを読んでおりました。 そのブログに書いてあった、SOYOに関する記事を見て、俄然このタイヤに興味が湧いたのです。 で、一年前に鈴鹿エンデューロにこのタイヤで走ろう・・!と意気込んでいたのですが、 あいにく天気は台風の超荒れ模様。 これはこのタイヤの出番ではない・・・。 練習用に使っていたヴィットリア・ストラーダで台風の中走りぬきました。 一年後。 芦有ドライブウェイヒルクライムで使ってみたインプレをば。 実測重量:約195g これはおそらく一年寝かしている間にゴムの成分が抜けた?のかもしれません。一年前に計測したときは205gだったような。 TUFOのアレとかには及びませんが、十分軽量な部類ではないでしょうか。 トレッドパターン:ヤスリ目 コンチネンタルのコンペティションと同じようなパターンです。 バルブ:バルブコアが外れる普通のやつ。 中継ぎの普通のバルブエクステンダーが使えます。 チューブ:ラテックスチューブ 一説にはオカモトゴム製のチューブだと囁かれています。寿命が来たら開腹して調べてみますw 適当にインプレ: 空気圧は100psi、体重62kg。走行感ですが、非常に軽い。 転がりがすごく軽いのがわかります。コンチのコンペティションのようなスー・・・と路面抵抗を感じさせないかの ような転がり抵抗の軽さにはわずかに及ばないと思います。しかし十分に軽いですね。 そして感触ですが。 なんだか、ベルベットのようなものを敷いたような、しっとり・なめらかな、素晴らしい具合。 例えば、オージービーフと神戸牛の霜降り肉の違いのような。 口の中でとろけていくような、素晴らしい柔らかさ。そんな感じです。 ダンシングをすると軽さと相まってもしかすると俺は飛んで行くんじゃないだろうか、 そんな気にさえなれます。 同じラテックスチューブを使った、ビットリアのコルサエボと比較すると、軽さと この異次元のしなやかさ、転がり抵抗の軽さで一回り凌駕していると思います。 シームレス構造の恩恵でしょうか。マシンを倒しこむと、すごく自然にマシンが 言うことを聞いてくれるような気がします。 なんというか、ステアリングに精度の高い上質なベアリングが入ったような。 すべてが自然に動きます。 コーナーのグリップ感も申し分ありません。 総評: 軽さで言えば、TUFOに及ばず。 転がりの軽さで言えば、コンペティションに僅かであるが及ばない。 しかし、独特の走行感、シームレス構造からくるなめらかなコーナーリング。精度の高さ。 とても贅沢なタイヤですが、ここ一番の"決戦用"や、贅沢な週末のお供に。 一本味わってみてください。すごく幸せな気分にしてくれるタイヤだと思います。
2012年3月26日
SOYO SEAMLESS ROAD CR2インプレ
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