2016年5月31日

GARMINが無くてもここまでできる!スマホを低予算サイコンにするには?


犬速です。

ロードバイクを買ったはいいが、サイクルコンピューターや
その他アクセサリにいろいろお金を突っ込むべきかどうか、
悩ましい人もいるのではないでしょうか。

NOTE:自転車の走行中にスマホを操作することは、安全の観点から推奨できません。
また、走行中の落下・破損・紛失・喪失のリスクもあります。
ここではスマホをGARMINやサイクルコンピューターの完全な代替として使うのではなく、
補完するデバイスとして
データをロギング(収集)する目的や、便利な使い方を紹介するものです。

公道やランナーの多いサイクリングロード界隈ではなるべく周囲に配慮しましょう!



STRAVAアプリがおすすめ









日本語にもある程度対応し、サイクリングだけでなくマラソンや登山、
カヌーなんかの活動も記録でき、グラフィカルで見やすいSTRAVAアプリを
使用することを前提に進めていきたいと思います。

アプリを立ち上げて記録する


アプリを立ち上げ、GPS衛星から移動速度を割り出し、
アクティビティ(スポーツ活動)を記録できます。



ルートを読み込む



画面の下の方に、ルート、というタブが
あります。

ここをタップすると、予め PC版 STRAVAで作成しておいたルートを
読み込むことができます。







PC版STRAVAでルートビルダーを立ち上げると、ブルべなどでおなじみの
キューシート機能もあります。

センサーとつなぐ






Bluetooth、といえばマウスやキーボード、ヘッドセット用の無線規格…と思われがちですが、
bluetooth Ver4.0 Bluetooth SMART規格が追加され、スマートウォッチを始め様々なヘルスケア(健康のための)製品と繋がるようになりました。

スマホ側で、Bluetooth V4.0?以上の規格に対応していれば、
bluetoothに対応した 心拍計、スピードメーター、ケイデンスセンサー、さらに一部のbluetooth対応パワーメーターとも無線接続し、データを取ることが出来ます。

PowerTapはG3あたりからキャップの交換でBluetooth対応できます。
STAGES PowerはANT+とBluetoothどちらも対応しているのですぐ使えると思います。

私の使用しているHTC HTL22は2013年に発売したAndroid端末ですが、Bluetooth Ver4.0に対応しています。
最近のモデルであればほぼ対応していると思ってもらって構いません。

iPhoneであれば4s以降の機種は全てbluetooth 4.0対応なので、かなり多くのスマートフォン/iPhoneが高性能なサイクルロガーに低予算で化けることが出来ます。




心拍計のオススメ


心拍計はパワーメーターよりも安価で、運動強度の目安にもなり、消費カロリーを割り出したり、オーバーペースに成らないペース管理もしやすいことから、
とりあえず数字にこだわるトレーニングを開始するなら心拍計から始めるのが良いと思います。
私からのオススメ心拍計は
WahooのTICKRです。




bluetooth/ANT+規格どちらでも使用でき、将来的にGARMIN製のサイクルコンピューターに乗り換えたとしても対応出来るので買い替え不要で長く使えます。
Apple Storeで6480円(2016-05-31現在)で買えるようです。




bluetoothのみ対応の心拍計のオススメは、karadafitHeart(カラダフィットハート) 心拍センサー HRM-10 BluetoothSMART iPhone対応 です。
なんと言っても安価に買える(Amazonで4000円しない)
のが良いです。
iPhoneのみ対応かのように書いてますが、bluetooth V4.0以降対応、Android 4.0~?の端末で殆ど使えるようです。
私の場合、HTL22、AndroidのSTRAVAや、Sports Gear Trackerというアプリで動きました。

AndroidスマートフォンとANT+デバイスを繋ぐ


Android端末で、ANT+に対応したものと言えば、ソニーのXperiaシリーズの、一部の機種がANT+対応しています。

が、さらにUSBホストモード対応のAndroidであれば、
ANT+ドングルをOTGケーブルで接続することにより
ANT+規格のデバイスとAndroid端末を接続することが可能のようです。
(まだ試したこと無い)


SelfLoops - Tech Guides - How to Enable ANT+ on Android




ケーブルとドングルが飛び出すカタチになるので携帯性に疑問は残りますが、
使えないことは無いようです。
対応プロファイルにはパワーもあり、トレーニングに必要なものは揃っていると思います。




































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