2015年10月15日

今までの自転車書籍の書評

Twitterでちょこっと書いたら好評だったので記事化。




1.シマノ 世界を制した自転車パーツ 単行本 – 2003/6/24 山口 和幸 (著)



だいぶ古い本ですが、シマノが自転車業界において今のポジションに上り詰めるまでの
トライアンドエラーに迫った一冊です。
古本屋で探してみれば落ちてるかもしれません。

編集、文章の構成がわかりづらく、時系列がとっ散らかってて、読むのに少し戸惑いますが
インデックスシフトやSTIレバーのくだりは面白いです。
2003年当時の本なので、ランス・アームストロングも出てきます。


2.図解入門よくわかる最新ベアリングの基本と仕組み



自転車クラスタの間でよくベアリングの話題になったりしますが、
とりあえずこの一冊を読んでおけば、ベアリングの構造、材質、用途への理解が進みます。
シャフトの太さが太くなるとベアリングも大径化し、抵抗が増えることなど、デメリット/メリットが
存在することが理解でき、面白いと思います。



3.サイクル・サイエンス ---自転車を科学する



自転車オタクを名乗るなら必須の一冊でしょう。
近代的な自転車に使われている技術が仔細に書かれており、
なぜ空力をメーカーは重視するのか?どこにお金を掛けてアップグレードするべきか?
材質の違いなど、新鮮な驚きと発見があると思います。

4.最新! トッププロが教えるロードバイクトレーニング(栗村修 監修)


2013年のムックですが、もう廃盤のようで。
新城幸也選手へのインタビュー、ブリッツェンへのかなり突っ込んだ取材など、
なかなかためになる本でした。また新しい本が出ているようなので、自転車のトレーニング、
とくにパワトレに関心のある方はどうぞ。


--------ここからまだ持ってないが、読んでみたい本になります。欲しいものリストかな?


Cinelli: The Art and Design of the Bicycle






チネリの自転車をアートとしてとらえた本です。
チネリのデザイナー兼代表という異色の肩書を持つアントニオ・コロンボ氏のアートワーク
としてのチネリを見れる一冊で、いずれ買おうと思っています。



Italian Racing Bicycles: The People, The Products, The Passion 



チネリと若干被りますが、イタリアのロードバイクに絞った一冊です。
UCIポイントランキングで国別首位を飾るイタリアという国で生まれた戦うための
自転車。それを集めた一冊です。

この本一万円の大台に乗っかってます。ちょっとお高い・・・・。





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