どっちでもいい。
まぁ暇つぶしにでもどうぞ。
表題の「チェーンつなぐ系アレ」とは、チェーンを手軽に素早く脱着できる、
KMC「ミッシングリンク」
SRAM「PowerLock」
Wipperman「ConnexLink」
。。。?
アレ?もう一つあったような?
このチェーンを気軽に脱着できるリンクによって、自転車の駆動系の中で
一番過酷な環境に晒されるチェーンを定期的に外し、機械洗浄や
何かしらの洗浄剤に浸けておくことでチェーンを清浄に保つことができ、
チェーンの寿命を伸ばし、駆動効率の低下をある程度防ぐことができるようになった
と思います。
しかしかながら、ちょっと疑問に思ったこともありました。
私はKMCのミッシングリンクをシマノチェーンにて使用しています。
(KMC missinglink+CN-6701の組み合わせ)
で、このミッシングリンクの取り付けの向きについて。
以前にKinoさんがブログにて詳細な検証をなされています。
其の結果、チェーンステー下でピンがある方が前、穴が開いてるほうが後ろが良い。
と結論づけられています。
で、最近Youtubeにて、KMCの公式チャンネルを見つけてしまった私は、
公式動画ではどうなっているか?を検証してみたいと思います。
(kinoさんを疑うわけではなく、あくまで追試として)
この動画の5分13秒ごろです。
kinoさんが検証した向きと同じように、穴がある方が後ろを向いています。
しかし、別の動画では
ハイ。逆になっていますね?スポークの出てくる向きを考えれば、これがドライブサイドの
チェーンステー下であろうことは否定できないと思います。
KMC公式によると、「どっちでもいい」のでしょうか。
KMCの公式ドキュメントを覗いても、方向の指定がありません。
今度はSRAMのPowerLockを見てみましょう。
これの2分13秒あたりです。
向きを揃えたいので、画像を上下180度反転して、チェーンステー下に来た時の
向きを再現してみたいと思います。
さらに資料の追加として、SRAM RED22の公式のチェーン取り付けマニュアルより抜粋
http://www.sram.com/sram/road/products/sram-red-22-chain
ここからPDFがDLできます。
SRAM公式としては、この向きで使って欲しいようです。
スプロケットの歯先形状や、変速のタイミングとのかね合わせでこうなっているのでしょうか。
さらにWippermanのConnexlinkも追加。
http://www.connexchain.com/Downloads/1_352.html
ここのOperating Instructions から落とせます。
wippermanのConnexlinkについてはKMC、SRAMと形状がかなり違うので
簡単に比較はできませんが、この向きの指定になっています。(左右非対称ですね)
感想
KMCを使っている方が多数だと思うのですが、シマノチェーンとシマノスプロケの環境下なら
向きはkinoさんが検証してくれた方向でいいんじゃないかなーと思ったり。
まぁ気になったらいつでもひっくり返せるのがミッシングリンクの利点でもあるし?
サイクルモードでKMCのブースにて質問したところ
返信削除メーカー的には「どっちでもいい」そうです。