2014年7月4日

チタンプーリーケージ:長旅を共にしてきて

まー、書くならこのタイミングが最良かなぁ、と思いまして、
レビューを投下します。



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北海道の650kmもチタンプーリーケージを装備したまま走っていました。
RD-6700 + CS-5600 11-23T +CN-6701 GP:13T TP:15T
平坦が楽しくて楽しくて。
心強かったです。

かれこれ2000kmは使わせてもらったので、レビュー置いときます!




前提:


まず、ディレーラーの調整が、全部自分でできること。
お店に持って行っても調整してもらえるかわからないものね。
=初心者お断り。ちょっとハードルの高いパーツです。

駆動系の動作原理が把握できてて、トラブル時も自分でできること。
まぁ、純正以外のパーツを使うときは、こういう覚悟が必要よね。

取り付け:

シマノのTechnicalDocument読みながら分解すれば難しくない。
スプリングを戻すときだけ注意してやること、ぐらいかな?

あと、プーリーボルトには緩み留を塗っておくが吉。
回転や振動によって緩んでくると、プーリーが脱落して最悪落車するおそれあるし。




効能:


こうか は ばつぐんだ !

ローフリクション。ペダルを逆転させたときの回転のスルスルっぷりがたまりません。
チェーンの回転が明らかに軽くなります。
つむりんは「ハイケイデンス時に、脚が回されるような感覚になる」と評していましたが、
回転が軽いので、ケイデンスが高くなったときにより効果が大きいですね。
自分も同感です。

具体的な数字


どこぞの本家Bernerのテストでは6~7Wセーブできるとの
データもあり。
TTでは確実にタイムを縮めてくれると思います。
ただチェーンテンションがセッティングによっては落ちる
(落ちやすくなるときは
スプリングテンションを見なおしてみてくださいね)ので、
乱暴な変速をするのはNGです。


恐らくみんなが
買うであろうKCNCのプーリー:


シマノ、Campagnolo、SRAM、3社とも純正では樹脂プーリーを
採用しています。
金属プーリーは、チェーンに対してあまり優しくないみたいです。


そしてシマノは純正のプーリーに意図的に遊びを持たしています。
コレによって多少の変速の狂いにも寛容なシステムになっていますが、
KCNCにはそのような仕組みは用意されていないので、
マメにワイヤーの伸びや、摩耗、インデックスのズレに対して、
純正より気を配ってやる必要があります。

逆に、スキルの高い人ならばちこーん。と、100%のレスポンスを
発揮できる潜在能力があります(?)


総評:


使う人を選ぶパーツですが、濃いい自転車オタクにオススメします。

あくまで自己責任で。



























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