2014年7月15日

痛ジャージの作り方、頼み方?

作り方というほど大層なものじゃないけど、
「この人に絵を依頼して、サイクルジャージを作りたい!」


という人向けに、なんとなーく話の進め方として、
こんな準備が必要、という知識として書き残しておきます




とりあえず前提

・サイクルジャージは高い


単価が高い。弱小同人サークルや個人が作るには、
とても敷居が高いです。
一着およそ一万円。
同じ金額で抱き枕も買えますから、
布グッズと同じ覚悟が必要です。
(なのでほぼ受注生産、在庫はしない方が良いと思います)


・デザインの完成度を高める

絵を描いてもらう下地として、ジャージのどこに、どんな文字や模様といったモチーフを、
どんな色やフォントで配置するか?センスが問われます。
完成度が高く、破綻していなければ、

それだけ買ってくれる人も増えると思います。サイクルジャージのミニマムロットは、だいたい3〜10着なので、数が増えるほど
作る会社を選ぶことができます。
一着あたりの値段も下げられます。
(一着からジャージを作れるところもありますが、プリントの品質が安定しないので、あまりおすすめはしません)

絵を描いてもらう下地として、
おおまかなデザインが完成してから依頼しましょう。


ラフでもなんでもいいので具体的なデザインの下地を固めてから絵を依頼すると、
描く人のイメージもつかみやすいと思います



いよいよここから
↓↓↓↓↓↓↓↓↓

・絵を描いてもらう



痛ジャージをつくる上で、やはり絵を描いてもらうことがあると思います。
描いてもらう人にしっかり伝えるべきポイントを抑えておきましょう

1 解像度を指定する。

印刷物の世界では、300dpi以上あると、ドットが見え無くなり、荒っぽい仕上げになることは無くなります。
ジャージだと、350dpi以上あれば、ほぼ印刷に耐えられる仕上がりになると思います。
(経験者いわく)
ただPCのスペックによっては難しい場合もあり。
主にメモリとか。
レイヤーが増えると劇的に重くなります。
同人誌なんかを定期的に描いてる人ならば、だいたいokを貰えると思います。


2 金額の提示。

ジャージならば最低一点、最大で四点ぐらいのイラストを頼むことになると思います。
どこに・どんなサイズの・色はモノクロかカラーなのか
によって、金額は変わります。
相場もあると思うので、相談してみましょう。
値切りはしないで下さい。
なるべく気持ちよくお互いが作業できるよう、依頼するときの金額には少し余裕を持たせた方が、
後ぐされがなく、最後まで付き合って貰えると思います。

いや、絵を描いてもらうのに、その人のことを安っぽく見積もっては失礼だと
思うんですよ。

3 納期


これが一番大事かも。

絵を依頼する人が、どんなスケジュールで動いているか、事前にイベント
(即売会とか。コミケ、例大祭、サンクリ、コミトレ、ほかオンリーとか)
に向けて、執筆中であるならば、蹴られるor伸びる可能性が大きいと思います。

例えばキャラクターの誕生日に合わせて募集したいとか、このレースまでに・・・
というのであれば、(納期を織り込んだ予定を)
綿密にスケジューリングをしておく必要があります。

ジャージには殆ど不要かと思いますが、こってりした背景があるとなると、
さらに伸びる可能性も出てくると思います。

焦らない。急かさない、計画的に、余裕を持って。





実際に依頼した時の進行具合

1.ラフの提示


まず、こちらから描いて欲しい人物と、ポーズを(何なら資料付きで)指定しましょう。
ラフで確認しながら、okが出せるまでリテイク。
このイメージにブレが無いことが完成度を左右すると思います。
イメージを硬め、構想を練りましょう。

(このへんは絵を描いてもらう人とのやり取りになるので、
メールなんかでのコミュニケーションスキルが問われるかなぁ)

2.塗りの指定


アニメ塗りっぽいのか、それとも柔らかいトーンなのか。
個人的にはジャージに使うなら、コントラストのはっきりした、陰影のはっきりした塗りのほうが、
バチっとかっこよく締まるんじゃないかな?と思います。





コントラストがはっきりしている・色使いが特徴的
=レースの集団の中でも見つけやすい

=被視認性が高い(目立つ)



それが故に、個人を特定しやすく、トラブルの種になりがちです。


と、いうのは着る際に気をつけて欲しいことであります。


(私もだなぁ・・・ぼっちライドが多いからブログ特定即炎上するパティーンや)


(ここでは実際あった例としてこのツイートを埋め込んでいるだけであり、
ロングライダースおよびその関係者・ファンの方々を貶めようという意図はありません。)

(だってLRがなかったら今このブログが続いているか怪しいものですしお寿司)

(言いたいのは大切にしましょうってこと)


痛ジャージのメリットとして、スポンサーへの配慮が不要、というものがあります。
これはデザインのメリットです。

ショップチームのジャージ=


ショップの名前が入る


プロツアーチームのジャージ=



スポンサーの名前が入る、
スポンサーの入れ替わりが激しく短い場合一年で陳腐化する





ここでジャージを発注する際の会社選びにもリンクするんですが、
品質の良い痛ジャージは、何年経っても着れるし、飽きの来ないデザインなら
なおさらです。




つらつら書き連ねましたが、


1.しっっかりデザインしてから絵をお願いしろ


2.品質のためにある程度、数を取れ


3.$$$絵を頼むときはお金をたくさん用意していけ¥¥¥


4.着てるときは周りの視線意識しろ


5.それは何年も生き続けるものだからしっかりデザインしろ、デザインの制約は無い








要点はこんだけ?かな。






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